2012年の春。
それは、東日本大震災から1年の月日を経て迎えた芽ぶきの季節。
あらためて四季をめぐった毎日を振り返るとき、その一日一日がとても特別で愛おしいものだと、私たちは知るのです。
太田三郎は、そうした日々 ― 場所や時間、記憶を大切に記録する作家です。
今回の個展では、そうした日々の記録をインスタレーション形式で展開致します。
また、併設展示される瑞雲庵(期間限定公開)でも、この春に改めて“家族を繋ぐ”という「家」の機能を意識し、それを視覚化したインスタレーションを展示します。

太田三郎
「Pine Man」より
クロマツの種子を切手にした作品
(2008~2012)